かわいいペットのために、何とかして遺産を遺したい!!そんな時、どうすればいいのか・・・皆様から寄せられた質問の中に、あなたの答えがあるかもしれません。

Q ペットのために遺贈をしたいのですが、可能でしょうか?
ペットのために遺産を残して上げたいとお考えの場合、ペットの世話を依頼する方への遺贈ではなく負担付遺贈にするべきだと思います。
ペットの将来を案じてせっかく遺産を残しても、それがペットのために使われないのでは意味がありません。ペットの世話を条件にした負担付遺贈をオススメします。

Q 家族に遺言でペットの世話を頼んだ、これで大丈夫?
家族に遺言でペットの世話を頼んだとしても、また第三者に頼んだとしても、法的強制力は発生しません。
それではただの「口約束」になってしまいます。相続保証によって負担付遺贈を公正証書にして、ペットの将来を安心・確実なものにしておく必要があります。

Q ペットについての公正証書遺言の内容をどうしても、
変更せざるをえません。変更は可能でしょうか?
公正証書遺言の変更はいつでも可能です。全てを変更することも部分的に変更することもどちらもできます。遺言書は日付の新しいものが有効です。つまり公正証書の遺言書を自筆証書の遺言書で変更することも可能です。ただし、後々のトラブルを避けるために、公正証書遺言できちんと変更しておきましょう。

Q ペットに負担付遺贈をするために遺言書を作成したい・・・
どの様に書けばいい?
ペットに遺産を遺すために負担付遺贈をする、ということを遺言書に書けばよいのですが、遺言には、自筆証書遺言というものと公正証書遺言、というものがあります。公正証書遺言は公証役場において公証人に対して遺言の内容を口授し、それを公証人が確認して公正証書として作成します。公証証書遺言のほうが、変造・改ざんの可能性が低く家庭裁判所による遺言書検も不要ですので、最も安全確実な遺言の方法です。ですが、念には念を入れ、実際にしっかりと条件が行われているか、という確認を行うためにも、遺言執行者を定めておくと安心ですね。

Q ペットの世話を遺言で託した人が、
本当に世話をしてくれるのか不安・・・
ペットの世話を法的な手段によって遺言で記してある、という場合でも、本当に大丈夫なのか?と不安・・・という方もいます。そういった方のために遺言の執行を確認する遺言執行人を定めるようにするのですが、その方が信頼できるか?という不安をもつ方もおられます。その不安が強いようであれば、ペットの介護施設や終身預かり、という施設もありますから、そちらに料金を支払い、その後の生活を商業的に依頼する、という方法もあります。ただし、こちらも経営的な問題も関係しますので一概にどちらがよいかは状況次第です。

Q 負担付遺贈に、ペットが亡くなったとき、
自分と一緒のお墓に入れてほしいと条件とつけたいけれど・・・
自分が先に亡くなり、その後ペットが亡くなるときに、自分と一緒のお墓に入れてほしい、という方も多くなっていますね。それを、遺産の中に含み、負担付遺贈に条件として入れることは出来ます。ですが、お墓、霊園、墓地、などによっては、ペットと一緒に葬る、ということが出来ない、という場合もあります。もし、条件にしておくのであれば、その霊園や墓地など、一緒に入れる、という場所に自分のお墓を立てておく、という必要があります。

Q ペットの世話を誰に依頼するのがいいでしょうか?
普段から飼い主と同じように、そのペットをかわいがってくれている、という方がベストでしょうね。年に1度しか顔を見せない親子や兄弟、というよりも、一番身近で毎日のように顔を見ている、という方のほうが、ペットも安心だと思います。出来るだけ、そういった方とのふれあいの時間を持ち、ペットとその方の信頼関係が見て取れるようになると、一番いいのですが。身内、と固執して考えるのではなく、ペットが一番望む相手に依頼することが一番だと思います。