相続保証の内容を決めてから、自分を取り巻く環境が変わった、またペットの環境が変わった、という場合、相続保証の内容はいつでも変更することが出来ます。
家族同然のペットのことを思い、ペットに対して、負担付遺贈という相続保証を公正証書として作ってある、という場合に、例えば、

自分を取り巻く、
またペットを取り巻く環境が全く変わったら・・・どうします?
もし、負担付遺贈を託した方が、遠くに引っ越しとなってしまった、それによって負担付遺贈を受ける方がペットの世話という義務を果たすことができない、ということがわかれば、

遺言書の中の相続保証の内容は書き換えることが出来ます。
これは相続が始まる前、という条件がつきますが、過去に書いた遺言の内容を変更する、取り消す、ということは可能です。

相続保証は遺言書によって条件をつけて財産を残す、
というものになります。
ペットの面倒をみてもらうことを条件に、財産の一部を遺贈するというものですから、この遺言書がある、という場合は、法定で決められている相続ということよりも、遺言の内容が優先、となっています。
非常に効力の強いものです。
この遺言の中に、ペットに関しての相続保証の内容を公正証書として文書としてあるわけです。
ですが、

この相続保証の内容はいつでも変更することが出来ます。
相続、ということを行わなくても、私が面倒を見るよ、という方が現れた、また身内が引き受けてくれた、ということになれば、遺言書の内容も変わりますね。また事故などによって、愛するペットが飼い主よりも先に亡くなってしまった、という場合もあるでしょう。
そうなった場合、遺言に書いている相続保証の内容を変えることになります。
でも、相続が始まる前、ということになります。

相続が始まってしまえば、遺言書の内容が優先する、
ということになりますから、内容を変えることはできません。
ですから、自分が生きている間、しっかり納得の行くような内容に、遺言や相続保証を書き直す、ということが出てくると思います。
一度、相続保証をしたからといって、内容を変更できない、ということはありませんから、遺族にも、ペットにも、そしてペットを託す方にとっても、

一番良い形で、
そして飼い主の方が納得できる形の内容になるように、
相続内容の変更を行うことが、いいと思います。
世の中の動きも、また自分を取り巻く環境も、いつ変わっていくかわからない状況です。
自分がしっかりしているうちに、様々なことを遺言に託しておくのも、飼い主の義務、となるでしょう。